セールスライティング
2020/07/19(日)
ブランド広告とレスポンス広告
「ビジネスで広告を活用したい!」
そんなあなたに向けた記事です。
実は、一口に広告と言っても、その種類は大きく2つに分かれます。
この2つの区別を知らないまま広告を出すと、狙った成果を得ることができない可能性が高まってしまいます。
なので、絶対にこの区別は押さえてくださいね。
ブランド広告は「認知向上」が主な目的
ブランド広告のわかりやすい例は、テレビのCMです。
例えば、携帯会社のauでは、桃太郎・浦島太郎・金太郎をテーマにした「三太郎」CMを流していますよね。
キャストに有名人を起用し、インパクト重視です。
こうした広告は、ブランドの認知度、好意度、親近感を向上させることを目的としています。
一方、明確な行動喚起のメッセージがないので、商品・サービスが売れるかと言うとそうではありません。
「三太郎」のCMをみて、「あ、auで携帯を契約しよう」と思う人はほとんどいませんよね。
しかし、ブランド広告の影響で、見込み客の頭の中で「携帯会社=au」という印象が形成されれば、いざその顧客が携帯を契約するとなった際、「んー、よく知ってるauで契約しようかな」となり、最終的な売り上げに繋がるという仕組みになっています。
基本的に、資金体力のある大企業がこの戦法を採用することが多いです。
レスポンス広告は「行動喚起」が主な目的
レスポンス広告のわかりやすい例は、ジャパネットたかたの番組です。
例えば、ジャパネットたかたで掃除機の説明があると、最後にかならず「今から30分以内に、この番号におかけください」と言って注文を促しますよね。
このように、見ている人に直接、行動を起こさせるのがレスポンス広告の特徴です。
この形式の広告は、とくにWEB広告に多く、リンクのクリック、メールアドレスの登録、商品・サービスの購入などを目的とし、ゴールは直接的に売り上げを立てることです。
ブランド広告と異なり、売り上げが立つまでの時間が圧倒的に短縮されるので、資金的な体力のない中小零細企業、個人事業主が広告を出すとなれば、必ずコチラの形式の広告が選択されます。
一方、売り込み色が強いので、興味がない人からしたら「邪魔」と思われかねません。ただし、関心の薄い人はもともと見込み客ではないことを考えると、この点はさほどデメリットではないでしょう。
あなたのビジネスに必要なのは、どっちの広告?
以上が、広告の分類とその詳細です。
あなたのビジネスに適している広告は、ブランド広告・レスポンス広告、どちらの広告でしたか?
ぜひ、適した広告の形式を選び、望んだ成果を手にして下さいね。